\第27回家庭医療学夏期セミナーは盛会のもと,無事閉幕いたしました!/
  

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第27回実行委員長の挨拶

 皆さんこんにちは、第27回 学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー実行委員長の山本実波です。
 
 各地で活躍される家庭医療・総合診療、プライマリ・ケアに関わっておられるプロフェッショナルの皆さまをはじめ多くの皆様の支えがあり、2015年に第27回を開催する運びとなりました。「家庭医療・総合診療ってなんだろう。」「総合診療医になるにはどうすればいいのか。」・・・。様々な想いを胸に、毎年多くの学生・研修医が全国各地から集まります。そして、家庭医療・総合診療に興味がある学生は医学生だけではありません。看護、薬、鍼灸などの学生の参加も年々増えてきています。

 
 今年のテーマは、「~繋ぐ、紡ぐ、続く、継ぐ~ブルーシート(4)での出会いを」。ブルーシートの上で膝を付き合わせて語ることができるのが夏期セミナーの魅力の一つです。日ごろ過ごす場所も、学んでいる場所も、考えていることも異なる学生・研修医が、家庭医療・総合診療という一本の糸で「繋」がり、プロフェッショナルとして今まさに活躍されている先生との出会いの場。それぞれの想いが一本の糸として「紡」ぎ出され、それらが明日へと「続」き、未来へと受け「継」がれていく、そのきっかけになる場所にしたい、そんな願いが込められています。この家庭医療学夏期セミナーを通して、多様な価値観に触れ、未来へと繋がる一歩をともに踏み出してみませんか。素敵な出会いと、家庭医療・総合診療の魅力が待っています。

 このセミナーに参加する皆様により良いものを提供できるようスタッフ一同準備を進めております。皆様のご参加、心よりお待ちしております。



第27回 学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー 実行委員長 
富山大学医学部 5年 山本 実波



 
学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナーの運営について
家庭医療学夏期セミナーは日本プライマリ・ケア連合学会 医学生・若手医師支援委員会のご支援のもと全国の医療系学生を中心に運営を行っております。

医学生・若手医師支援委員会
委員長 大西弘高
副委員長 高柳亮
委員 雨森正記、喜瀬守人、孫大輔、吉本尚、菅家智史、
   吉田伸、中山明子、宇井睦人、遠井敬大、堀哲也
 
第27回夏期セミナー スタッフ紹介
実行委員長 富山大学医学部5年  山本 実波



内務局 代表 横浜市立大学医学部3年  田邊 桃佳
会計局 代表 筑波大学医学群3年  川邊 優希
事務局 代表  千葉大学医学部5年   篠塚 仁貴 
広報局 代表  山形大学医学部3年   町田 尚哉 
企画局 代表  三重大学医学部4年    藤井 健人
セッション局  代表  神戸大学医学部5年   馬渕 真依
ポスターセッション部門 代表  埼玉医科大学医学部5年    長谷川 優




スタッフ在籍大学一覧
  • 富山大学、横浜市立大学、筑波大学、埼玉医科大学、自治医科大学、名古屋大学、広島大学、東京女子医科大学、旭川医科大学、秋田大学、山形大学、千葉大学、東京医科歯科大学、金沢医科大学、福井大学、浜松医科大学、藤田保健衛生大学、三重大学、京都府立医科大学、神戸大学、山口大学、愛媛大学

 
スタッフ募集に関して
第27回の運営スタッフを希望の方はkakiseminar.smile@gmail.com までお問い合わせください。
担当のスタッフと相談の上、採用の可否をご連絡いたします。
 
日程 ・ 会場
日程 2015年 8月1日(土) ~ 8月3日(月).
会場 ニューウェルシティ湯河原
       〒413-0001静岡県熱海市泉107


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【電車でのアクセス】
◆新幹線=小田原駅または熱海駅下車(東海道線乗り継ぎ湯河原駅下車)
◆東海道線=湯河原駅下車、駅よりタクシー(5分)、もしくは路線バスで「不動滝行」もしくは「奥湯河原行」乗車(10分「理想郷」バス停下車)

【自動車でのアクセス】
◆東京方面より=東名厚木I.C→小田原厚木道路→石橋料金所→真鶴道路(国道135号)→湯河原
◆静岡方面より=東名沼津I.C→東駿河湾環状道路・国道1号(三島方面)→国道136号→熱函道路→熱海(国道135号)→湯河原

 ※夏期セミナー全般に関するお問い合わせはまで宜しくお願い致します。

  開催会場へのお問い合わせは対応致しかねますのでご了承ください。

 
参加お申込・お申込みに関わる注意事項

【参加お申込み】
【参加申し込みは終了しました】

第27回学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナーの参加申し込みは全て終了しました。

なお、キャンセル待ちの取り扱いはありません。ご了承ください。

今回申し込み出来なかった皆様、来年以降の夏期セミナーでもぜひ参加をご検討ください。

第27回で参加予定の方も、そうでない方も、夏期セミナー会場にてお会いできることを楽しみにスタッフ一同心よりお待ちいたしております。


【一次募集と二次募集について】
第27回より募集形態を一部変更し、新たに一次募集枠と二次募集枠を設置いたしました。一次・二次の募集時期と参加費の振り込み期限は以下の通りです。各振り込み期限までに参加費のお振込が確認できない場合は、申し訳ございませんが自動的にキャンセル扱いとなりますので、十分ご注意ください。

一次募集 5/25(月) 00:00~6/1(月)17:00【定員250人】
一次振込 6/2(火) 00:00まで
二次募集 6/8(月) 00:00~6/15(月)17:00 【※】
二次振込 6/16(火)00:00まで


※二次募集枠では、一次募集で定員に達しなかった人数と、一次募集での応募分のうちキャンセルされた人数を合算した人数を募集いたします。そのため、二次募集枠の募集人数は一次振り込み期限ののち、人数が確定し次第夏期セミナーホームページに掲載いたします。なお、一次募集で定員に達した場合は、二次募集は行いませんのでご注意下さい。

【キャンセル待ち・キャンセル料について】
前年の第26回で行っておりました、キャンセル待ち受け付けおよび繰り上げ参加登録の取り扱いにつきましては、本年の第27回では行わないこととなりました。そのため、第27回の参加受け付けは一次・二次募集のみとなります。誠に申し訳ございませんが、どうぞご理解下さいますようよろしくお願い申し上げます。

また、参加費振り込み後のキャンセル料につきましては、以下の通りとなりますのでご注意ください。


7/17(金)まで:参加費の50%
7/18(土)~7/24(金):参加費の75%
7/25(土)以降:100%


 
初日講演・特別講演
初日企画
『 「プライマリ・ケア」を探る旅
講師 葛西 龍樹 先生
公立大学法人 福島県立医科大学 医学部
地域・家庭医療学講座主任教授

特別企画
『 2025年問題へ~いま繋ぐ、紡ぐ、続く、そして継ぐ
講師 丸山 泉 先生
日本プライマリ・ケア連合学会 理事長
医療法人社団 豊泉会 丸山病院

 
セッション紹介 【セッション①】8月1日  13:50-15:30
セッション名講師氏名講師所属対象者
病院総合医と診療所の家庭医のアプローチの違い吉本 清巳奈良県立医科大学 総合医療学低学年(1、2年生)
朝倉 健太郎健生会大福診療所中学年(3、4年生)
石丸 裕康天理よろづ相談所病院 総合診療教育部高学年(5、6年生)
小林 正尚奈良県立医科大学 総合医療学 
武田 以知郎明日香村国民健康保険診療所研修医
藤原 靖士南三陸診療所 
西村 正大市立奈良病院 総合診療科 
長野 広之天理よろづ相談所病院 総合診療教育部 
キーワード:家庭医療|総合診療
総合診療医と言っても、病院を中心に働く病院総合医と、診療所を中心に働く家庭医とは、セッティングの違いによって、そのアプローチの仕方は違ってきます。患者層、疾患の頻度、可能な検査、患者との距離感、一人の患者に使える時間など、様々な要素がアプローチの違いに影響してきます。今回は、病院総合医として第一線で働く医師、家庭医として第一線で働く医師の、実際の診療を紹介してもらいながら、その違いについて解説し、ワークショップを通じてみんなで共有します。 奈良県では、病院総合医と家庭医、さらに多職種の人が集まって定期的に研究会(万葉衆)を行っており、お互いの情報を共有しています。交流を通じて、患者・家族中心の志向を忘れない総合診療マインドは強く共感しながら、互いのアプローチの違いを意識し、いつも新しい気付き、刺激を感じています。 総合診療マインドは共通でも、ちょっと違う病院総合医と家庭医の実際をわかりやすく解説します。
セッション名講師氏名講師所属対象者
地域志向の健康マーケティング ~なぜ患者は家庭医を訪れるか?~   
加藤 光樹まどかファミリークリニック中学年(3、4年生)
大杉 泰弘藤田保健衛生大学 総合診療・家庭医療プログラム高学年(5、6年生)
   
   
キーワード:家庭医療|地域志向性ケア、地域包括ケア|公衆衛生|予防医学・ヘルスプロモーション
家庭医はどのような活動を通して地域を健康にするのでしょうか?家庭医が患者に,地域に影響を及ぼすには,患者や地域から「選ばれる」ようにならなければなりません.そのために,家庭医はどのように行動したらよいのでしょうか?このセッションでは,地域を健康にするために家庭医の考え方,家庭医の診療方法,活動などについて,レクチャーやディスカッションを通して深めていきます.「医師が何ができるか」という医療提供者側の視点から,「診療所として何ができるのか」,「どうやって患者 価値を創造するか」という住民側の視点への転換について学びます.今まで見え なかった景色が見える場所へ,皆さんをお連れ致します.
セッション名講師氏名講師所属対象者
ムチャブリとごちゃまぜで最後に学ぶ家庭医療の原理ACCCC吉村 学宮崎大学医学部地域医療・総合診療学講座低学年(1、2年生)
飛松 正樹宮崎大学医学部地域医療・総合診療学講座中学年(3、4年生)
松田 俊太郎宮崎大学医学部地域医療・総合診療学講座高学年(5、6年生)
桐ケ谷 大淳宮崎大学医学部地域医療・総合診療学講座医療系学生
早川 学宮崎大学医学部地域医療・総合診療学講座研修医
キーワード:家庭医療|ACCCC(ACCCA)|多職種連携・チーム医療|省察
家庭医療の原理を学ぶにはどうしたらよいか?それにはまず何でもよいので実際の経験をすることです。見学でも実習でもなんでもよいです。患者さんとの実際の出会いを当日までに何でもよいので経験してください。それをもとに多種多様な参加者と経験豊富な家庭医で指導医が小グループ勉強会形式で家庭医療の原理(Saultz教授の提唱するACCCC)を学びます。目から鱗が落ちるとはまさにこのことです。   
セッション名講師氏名講師所属対象者
疾患のステージ別 ジェネラリストのアプローチ
~患者さんの病の経過に寄り添おう~ 
小澤 廣記諏訪中央病院 
奥 知久諏訪中央病院中学年(3、4年生)
吉田 のり子諏訪中央病院高学年(5、6年生)
小澤 労諏訪中央病院 
今村 裕亮諏訪中央病院研修医
水間 悟氏諏訪中央病院 
山口 裕起子諏訪中央病院 
胡田 健一郎諏訪中央病院医局 
藤川 裕恭諏訪中央病院 
遠藤 貴士石巻市立病院開成仮診療所 
金子 一明諏訪中央病院 
光田 栄子諏訪中央病院 
渡辺 史子富山大学医学部 富山プライマリ・ケア講座 
キーワード:総合診療|生物・心理・社会モデル|患者中心の医療|臨床推論・診断学|リハビリテーション
 医療には患者さんの疾患の時期に応じて様々な役割があります。急性期では病気の診断や治療、慢性期ではリハビリテーションや在宅診療などです。それぞれの役割の専門性を高めていくと、例えば同じ医師の中でも救急医・病棟内科医・リハビリテーション医・在宅医と、色々な職種が存在します。  一方、ここ長野県の諏訪中央病院では、一人の医師が救急外来から急性期病棟・リハビリテーション病棟、そして在宅診療部と様々な場所に身を置くことで、一人の患者さんが回復していく道のりを主治医として支えていきます。このセッションではそんな諏訪中央病院の診療を擬似体験してもらおうと思います。患者さんが病気で倒れたところから家庭・地域に復帰するまでには様々な診療上の課題が生じます。診断をつけるだけで終わりではなく、疾患のステージが急性期から慢性期・維持期と変わっていく中でのアプローチ・スキルをこっそりお見せします。   
セッション名講師氏名講師所属対象者
「家族の木」を見よう! ~ケースで学ぶ「家族志向のケア」~丸山淳也岡山家庭医療センター低学年(1、2年生)
中村 奈保子岡山家庭医療センター中学年(3、4年生)
松下 明岡山家庭医療センター高学年(5、6年生)
辻川 衆宏岡山家庭医療センター医療系学生
山内 優輔岡山家庭医療センター研修医
キーワード:家庭医療|家族志向性ケア|医療面接
「家族志向のケア」は家庭医を特徴付ける能力の一つとされています。しかし、実際の臨床現場でどのように行われているか?イメージがわかない方も多いのではないでしょうか? 私たちは岡山県北部で、診療所や療養型の病院をベースに「家族志向のケア」を学び、実践しています。 このワークショップでは、初めて家族志向のケアに触れるという参加者を主な対象として、模擬症例を用いてロールプレイを交えながら、家族志向のケアにおける基本原則や、家族を評価するツール、そしてその実践について学んでもらいます。家族図の作成や、家族カンファレンスをロールプレイで体験してもらうなど、小グループに分かれての参加型の学習を予定しています。ワークショップ終了後には、きっと「家族の木」が見えてきますよ! 
セッション名講師氏名講師所属対象者
あなたも今日だけドクターコトー!? 離島医と学ぶ離島1人診療所体験WS金子 惇家庭医療学開発センターリサーチフェロー低学年(1、2年生)
 /東京慈恵会医科大学中学年(3、4年生)
 「地域医療・プライマリケア医学」博士課程高学年(5、6年生)
本村 和久沖縄県中部病院総合内科医療系学生
新屋 洋平沖縄県中部病院研修医
藤原 昌平手稲渓仁会家庭医療クリニック 
内藤 祥慶應義塾大学大学院 
横山 世理奈大阪大学大学院医学系研究科 
 老年・腎臓内科学 大学院博士課程 
長嶺 由依子千葉大学予防医学センター 特認研究員 
高橋 賢亮河北総合病院救急部 
キーワード:地域医療|離島医療|へき地医療
他の医師がいない環境でスタッフや島の人達と協力し、あらゆる健康問題に対応する離島医療の現場を見たことが有りますか?少し興味があってもなかなか実際に見に行けない「現場」を夏期セミナーの会場に持ってきます!実際の症例+離島経験のあるDrのファシリテート(各グループに1人ずつ)で「島医者」のやりがいと大変さを疑似体験。「島から出たくない」と訴える急変患者さん、飲酒して何度も夜中に緊急受診するプロブレムケース、自分しか医者がいない状況での重症対応などなど、あなたならどうしますか?ファシリテーターとともにグループディスカッションを通して島で出来ること・出来ないこと・島だからこそ出来ることを一緒に考えましょう。問題解決だけでなく、離島のセッティングやそこで出来る医療をイメージしてもらうのが狙いなので低学年や医療系学生の方も是非! 「何にもないにはすべてがある。すべてがあるには、何もない」(by名郷直樹先生) 
セッション名講師氏名講師所属対象者
診療所での医療を体験してみよう!~ 診療所あるある ~高橋 毅公益社団法人 地域医療振興協会低学年(1、2年生)
 今泉記念館ゆきあかり診療所中学年(3、4年生)
児玉 崇志公益社団法人 地域医療振興協会高学年(5、6年生)
 地域医療のススメ 専攻医医療系学生
田中 豪人公益社団法人 地域医療振興協会研修医
 シティ・タワー診療所 
調 拓治公益社団法人 地域医療振興協会 
 奈良市立月ヶ瀬診療所 
太田 浩川崎市立多摩病院 
キーワード:地域医療|離島医療|へき地医療|ACCCC(ACCCA)
医師を志したきっかけが、近くの診療所のお医者さんという方は多いと思います。 しかし、学生時代の実習は大学病院など大病院での実習がメインで、診療所では実際どんな医療が行われているのか想像できない方も多いのではないでしょうか? 診療所での医療は、大病院での医療とはまた一味違った味わいがあります。 日本全国の診療所小病院で実際に勤務する、地域医療振興協会の若手家庭医が実際に経験したケースをシェアしながら、診療所の医療の面白さ、大変さ、やりがいなどをみんなで考えるワークショップを企画します。 このセッションに参加すれば、あなたも診療所で働きたくなる?
セッション名講師氏名講師所属対象者
「家庭医を魅了する患者背景の多様性」
~これが楽しめればもうアナタは家庭医!!~
森屋 淳子医療福祉生協連家庭医療学開発センター低学年(1、2年生)
 久地診療所中学年(3、4年生)
勝又 聡彦医療福祉生協連家庭医療学開発センター高学年(5、6年生)
 あさお診療所医療系学生
清田 実穂医療福祉生協連家庭医療学開発センター研修医
 あさお診療所 
竹内 美音子医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 あさお診療所 
岡崎 寛子医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 久地診療所 
天野 静医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 川崎セツルメント診療所 
西村 真紀医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 あさお診療所 
里井 義尚医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 久地診療所 
キーワード:家庭医療|地域医療|家庭医とは?|地域志向性ケア、地域包括ケア|医療面接
昨年好評を博したセッションが,装いも新たに再登場!!患者さんの所見に対して「あれ?」と思ったとき、医療者としての視点からではなく、一人一人の患者さんの多様な背景を診ていく必要があります。たとえば、ある日の乳児健診で「あれ?お子さんの体重の増え方,イマイチですね…?」というとき、患者さんのその次の一言はどのようなものでしょうか。実は、地域によって、患者さんによって、全く異なるものになるのです。このセッションでは、「都市部の家庭医療」と一言でくくれない、そして、大学では絶対に教えてくれない、家庭医療の多様性について、ワークショップ形式で学びます。私たちが診療する神奈川県川崎市は、生活保護世帯が多く多国籍化が進む南部と、首都のベッドタウンとして富裕層が増える北部を併せ持つ多様な現場です。ここを舞台に、毎日北へ南へと奔走する家庭医の姿を垣間見ることができるかも!?
 
【セッション②】8月1日 16:05-17:45
セッション名講師氏名講師所属対象者
~カトレア外来塾式 人生シュミレーションゲーム~
どうする?結婚、子育て、キャリアのこと
鈴木 佳奈子家族支援協会/4UrSMILE代表低学年(1、2年生)
櫻井 奈緒子王子生協病院中学年(3、4年生)
増山 由紀子大井共同診療所/カトレア外来塾高学年(5、6年生)
河合 由紀コンフォガーデンクリニック医療系学生
野島 未穂赤羽東診療所研修医
竹内 美音子あさお診療所 
森屋 淳子久地診療所 
渡辺 裕子太田西ノ内病院 
天野 静川崎セツルメント診療所 
岡崎 寛子久地診療所 
高畑 信子共同ふじさきクリニック 
キーワード:家庭医療|家庭医教育・生涯学習|家族志向性ケア|ライフサイクル・ライフイベント|プロフェッショナリズム
働きながら子育てもできますか?結婚や出産はどんなタイミングがいいですか?大学院や留学もしてみたいけど…子どもが居てもできますか?奥さんも医師だったらどうやって支えていったら良いですか?キャリアについてお話をすると、こんな疑問をよく耳にします。 カトレア外来塾は、休職経験のある医師のピアグループです。月1回勉強会を開催したり、振り返りを行ったりしながらキャリアについても一緒に考え、互いに学ぶ場になっています。男性も女性も自分の人生の岐路に立ち決断しなくてはいけない場面は必ずあります。あなたが決断したその後の生活はどんな風になるでしょう?セッションではモデルケースを例にシュミレーションをしたり、どうやって決断をしていけば良いか、一緒に考えてみたいと思います。キャリアについての知識や理論だけでなく、実際にいろいろな生き方や選択をしながら様々な経験した人たちが集まる私たちだからこそ話せる、カトレア外来塾式キャリアの歩き方を紹介します。人生経験がどのように家庭医療にも活かされるのか、そんなことにも触れる予定です。どうぞ気軽に参加してください。
セッション名講師氏名講師所属対象者
Inner Consultationから学ぶ自己管理を重視した医療面接技法長 哲太郎北海道家庭医療学センター低学年(1、2年生)
 栄町ファミリークリニック中学年(3、4年生)
後藤 高明北海道家庭医療学センター高学年(5、6年生)
 本輪西ファミリークリニック医療系学生
佐野 瑛子北海道家庭医療学センター/江別市民病院研修医
榎原 剛北海道家庭医療学センター 
 本輪西ファミリークリニック 
草場 鉄周北海道家庭医療学センター 
 本輪西ファミリークリニック 
キーワード:総合診療|医療面接|コミュニケーションスキル|プロフェッショナリズム
皆さんは、人と対話をする時に、感情が揺らいだり、うわの空だったりという経験はありませんか?それは、もちろん医療従事者が患者さんと話をする医療面接の場面でも起こります。例えば、かぜ症候群では必要のない抗菌薬を「処方しろ」と怒鳴っている患者さんなど、ストレスにさらされる場面、自分の陰性感情が出てきそうな場面に、私たち医療従事者はどうやって対応して行けばいいのでしょうか?その困難な状況で、医療従事者自身のストレスをマネジメントし、患者さんに関わることができる医療面接の方法がinner consultationです。1980年代にイギリスで発案された医療面接技法ですが、日本でも2014年に翻訳、紹介され反響を呼んでいます。今回のワークショップでは、「Inner Consultationから学ぶ自己管理を重視した医療面接技法」と題して、監訳者である草場とともに、普段の生活や医療面接で使えるコミュニケーション方法をお伝えしたいと思います。
セッション名講師氏名講師所属対象者
ジェネラル寄りなひよこ集合!
(若手医師部会企画:初期研修医限定セッション)
三浦 太郎富山大学 富山プライマリ・ケア講座 
藤谷 直明大分大学 総合診療部 
 日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師部会 代表 
清水 洋介佐久総合病院 
小澤 廣記諏訪中央病院研修医
横山 加奈子京都民医連中央病院 
名越 康晴北海道家庭医療学センター 栄町ファミリークリニック 
村山 愛君津中央病院大佐和分院 内科 
島 直子家庭医療学開発センターレジデンシー東京 
松井 善典浅井東診療所/関西家庭医療学センター 
金 弘子飯塚病院/頴田病院 
河合 浩太上平診療所 
キーワード:家庭医療|総合診療|家庭医教育・生涯学習|コミュニケーションスキル|プロフェッショナリズム
ジェネラルに興味のある初期研修医が集い、初期研修医ならではの学びと交流を深められます。研修医になってみて考えたり感じたりすることは、学生時代とはまた違ってきます。研修生活のこと、ローテーションでの学び方、キャリア・進路の悩み、勉強の仕方など、ちょっと上のお兄さんお姉さんと一緒に喋りあってみませんか?家庭医療に初めて触れる人のために家庭医療の基本のキを学べるコーナーも用意しました。様々な場で頑張る同世代研修医と、お互いに刺激し合いながらみんなで繋がり、楽しめるセッションです。
セッション名講師氏名講師所属対象者
僕らの「2025年」はどうなっている!?~10年後の未来を一緒に考えよう~津田 修治静岡家庭医養成プログラム低学年(1、2年生)
 /菊川市家庭医療センター中学年(3、4年生)
中山 明子音羽病院/大津ファミリークリニック高学年(5、6年生)
綿貫 聡東京都立多摩総合医療センター医療系学生
 救急・総合医療センター研修医
加藤 光樹まどかファミリークリニック 
本木 隆規東京慈恵会科大学 小児科学講座 
濱井 彩乃医療法人鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山 
 /森の里病院 
林 幹雄筑波メディカルセンター病院  
宮地 由佳京都大学医学教育推進センター 
高木 暢多摩ファミリークリニック 
村田 乃理子  
キーワード:家庭医療|ライフサイクル・ライフイベント|プロフェッショナリズム
家庭医療を勉強しに夏期セミナーに参加したけども、実際に10年後はどんな進路を辿っているのだろう?卒後10年目の元夏期セミナースタッフが再び集まり、それぞれの10年をふり返りながら、参加者の10年後を考えていきます。
セッション名講師氏名講師所属対象者
ロールプレイで学ぶ、「患者中心の医療」第一歩山本 由布笠間市立病院/筑波大学附属病院低学年(1、2年生)
稲葉 崇筑波大学総合診療グループ中学年(3、4年生)
上田 篤志筑波大学附属病院 高学年(5、6年生)
海老原 稔筑波大学附属病院 総合診療科医療系学生
大澤 さやか筑波大学総合診療グループ研修医
 /筑波メディカルセンター病院 総合診療科 
大澤 亮筑波大学附属病院総合診療グループ 
 /利根町国保診療所 
荻野 利紗筑波大学附属病院 総合診療科 
久野 遥加筑波メディカルセンター病院 総合診療科 
宮崎 賢治筑波大学附属病院  
吉本 尚筑波大学医学医療系 地域医療教育学 
  /筑波大学附属病院 総合診療科 
キーワード:家庭医療|患者中心の医療|医療面接|コミュニケーションスキル|医師患者関係
「うまく説明できた!」と思った後に、患者さんにきょとんとした顔をされた事、ありませんか?良かれと思ってやっているのに、怒られた事、ありませんか??患者中心の医療とは、家庭医にとって身につけておくべき大事な臨床技法のひとつです。患者さんと上手くいかないと思った時や、診察後に違和感やもやもやを感じた時、この視点を持ってみると解決の糸口が見つかるかもしれません。このセッションでは、患者中心の医療の始めの一歩を学びます。ロールプレイを交え、頭と体と心を動かしながら楽しく学んでいきましょう。患者中心の医療って何?と思ったあなた、最近患者さんとの関係がうまくいかず元気が出ないあなた、参加をお待ちしています。
セッション名講師氏名講師所属対象者
EBMerは医療情報をどう使うか?  低学年(1、2年生)
南郷 栄秀東京北医療センター 総合診療科中学年(3、4年生)
岡田 悟東京北医療センター 総合診療科高学年(5、6年生)
  医療系学生
  研修医
キーワード:家庭医教育・生涯学習|EBM|臨床疫学|プロフェッショナリズム
学会,講演会,説明会,ワークショップ,テレビやラジオなどのメディア,インターネット,書籍や雑誌など,巷には様々な医療情報があふれています.そして,話題に登れば翌日には何かが品切れになるような世の中です.しかし,その中には額面通りに受け取れないものもたくさんあります.製薬会社は営利企業であるがゆえ,治療効果をより良く見せて売上を上げようとする戦略があります.真実でない情報を鵜呑みにして診療にあたった場合,患者さんに不利益を与えてしまう可能性があります.私たちはプロフェッショナルとして,そういった過ちを避けるべきです. このセッションでは,EBMの達人たちであるEBMerたちが医療情報を見ているポイントについて解説し,グループワークを通じて医療情報の見方とその使い方についてディスカッションをします.ワークショップ終了後には,あなたもEBMerになって医療情報を正しく評価して,患者さんに質の高い医療を提供するための能力が身に付いていることでしょう. 
セッション名講師氏名講師所属対象者
コーチングができる医療者へ!
~一歩先をいくコミュニケーションへのサマーレッスン~
名倉 功二市立堺病院 総合内科低学年(1、2年生)
田口 智博三重大学医学部附属病院 総合診療科中学年(3、4年生)
中村 琢弥滋賀家庭医療学センター 弓削メディカルクリニック高学年(5、6年生)
田原 正夫尼崎医療生協 ナニワ診療所/医療福祉生協連医療系学生
 家庭医療学開発センターレジデンシー・近畿研修医
キーワード:家庭医教育・生涯学習|医療面接|患者教育・行動変容|コミュニケーションスキル|ビジネススキル
 みなさん、「コーチング」をご存知でしょうか?  最近になって医療に取り入れられているコーチングは部下・後輩に対する目標達成・問題解決・技能向上の促進やキャリアサポート、チーム力の向上、組織に対する活性化や成果達成、患者さんに対する行動変容などのサポート、さらには自己実現といった様々な場面で、効果的なツールと言われています。  今回、医療者でもあり、コーチでもある4人の講師が、参加者がコーチングを体験し、自己や他者とのコミュニケーションで効果的といわれるコーチングの本質を理解し、実践的に習得できるよう”コーチ”します。みなさんは、この時間の中で、コーチングの基本的な概念やスキル、意義などを楽しく学ぶことができるでしょう。  去年は参加者の96.6%の方にご満足いただけた内容をさらにパワーアップして行います。  コーチングの概要を理解したい、体験したい、効果を実感したい、明日から実践したい、など興味のあるすべてのみなさんのご参加を心よりお待ちしております。
セッション名講師氏名講師所属対象者
知ってみよう臨床研究。感じてみようその魅力!一瀬 直日日本プライマリ・ケア連合学会 研究支援委員会 低学年(1、2年生)
 /赤穂市民病院中学年(3、4年生)
野口 善令名古屋第二赤十字病院高学年(5、6年生)
杉岡 隆佐賀大学医学部地域医療支援学講座医療系学生
大野 毎子唐津市民病院きたはた研修医
キーワード:総合診療|臨床研究|公衆衛生|臨床推論・診断学
臨床研究って何か知っていますか?試験管を持って薬品を混ぜたり、遺伝子組み換えをすることをイメージいますか?いえいえ、実験室での基礎医学研究と異なり、人を対象として臨床の現場で行われる研究のことです。ですから、患者さんたちの実際の診療に直結するものとなります。このセッションでは、?臨床研究とは何か具体例を挙げられるようになる ?臨床研究が日常臨床に非常に役立つことを理解することを目標とします。あなたもきっと医療の現場に入ったとき、「わたしも臨床研究をやりたい!」という気持ちになることでしょう。そしてこの次は是非、本学会の臨床研究道場に参加して臨床研究のはじめ方を学びましょう。
 
【セッション③】8月2日 9:00-10:40
セッション名講師氏名講師所属対象者
「モヤモヤよ、こんにちは!」 多職種で考える臨床倫理
~4分割カンファレンスのススメ~
高柳 亮群馬家庭医療学センター 前橋協立診療所低学年(1、2年生)
三浦 章寛黒沢病院中学年(3、4年生)
鈴木 諭利根保健生活協同組合利根中央病院総合診療科高学年(5、6年生)
平 洋群馬家庭医療学センター 通町診療所医療系学生
井上 有沙群馬家庭医療学センター 前橋協立診療所研修医
比嘉 研群馬家庭医療学センター 前橋協立病院 
宇敷 萌群馬家庭医療学センター 前橋協立病院 
松尾 良子群馬家庭医療学センター 高崎中央病院 
川口 篤也勤医協中央病院 総合診療センター 
キーワード:医療倫理|多職種連携・チーム医療
生活背景も考え方も異なる、さまざまな人の意向が交錯する臨床現場。患者・家族・医療者が足並みをそろえて治療を進められず"なんとなくモヤモヤする"こともしばしばです。そんなとき役立つのが、「臨床倫理」の考え方です。 このセッションでは、「臨床倫理4分割法」というツールを活用し、モヤモヤ解消のヒントを学びます。そして、「モヤモヤよ、こんにちは!」と言える未来を一緒に目指しましょう。学年や学部を問わず、幅広い方々の参加を歓迎します。
セッション名講師氏名講師所属対象者
行動変容へのアプローチ ~行動科学に基づく医療面接の実践~宮田 潤福井大学医学部附属病院 低学年(1、2年生)
 救急に強い総合医養成コース/公立丹南病院 内科中学年(3、4年生)
井階 友貴福井大学地域プライマリケア講座高学年(5、6年生)
 /高浜町和田診療所医療系学生
楠川 加津子福井大学医学部附属病院 研修医
黒田 有紀子福井大学医学部附属病院  
児玉 麻衣子福井大学医学部附属病院 
 腫瘍病態治療学講座・緩和ケアチーム 
此下 尚寛南越前町国民健康保険 今庄診療所 
佐々木 隆徳みちのく総合診療医学センター 坂総合病院 
澤田 裕介高浜町和田診療所 
鈴木 友輔国立病院機構 あわら診療所 
成瀬 佳子若狭高浜病院/福井大学総合診療部 
許 智栄福井大学医学部附属病院  
キーワード:医療面接|患者教育・行動変容|コミュニケーションスキル
医療者として人々と関わる中で、禁煙指導や食事指導などを行う機会は多いかと思います。将来的に家庭医療に従事しようと思う人はもちろんのこと、他の診療科であっても、健康教育に携わる機会はたくさんあるはずです。しかしながら、そういった際の手法論を学ぶ機会は、あまりないのが現状です。<改行>このセッションの目標は、予防医学的な介入が必要な患者さんへのアプローチ方法を学び、実践できるようになって頂くことです。実際にシナリオを用い、様々なスキルを無理なく習得できるよう、グループごとに何度かロールプレイングを行って頂きます。一緒に繰り返し練習しながら、行動科学のエッセンスを楽しく学んでいきましょう!
セッション名講師氏名講師所属対象者
最期まで診るってどういうこと?~家庭医がつなぐ終末期ケア~堀 哲也北海道家庭医療学センター低学年(1、2年生)
 国民健康保険上川医療センター中学年(3、4年生)
大塚 貴博明戸大塚病院高学年(5、6年生)
 /筑波大学附属病院総合診療グループ医療系学生
永藤 瑞穂筑波大学附属病院総合診療科研修医
川島 夏希筑波メディカルセンター病院 緩和医療科 
東端 孝博筑波大学附属病院 
坂入 慧一郎筑波大学附属病院 
佐治 朝子北海道家庭医療学センター 
神田 萌北海道家庭医療学センター 
キーワード:家庭医療|総合診療|生物・心理・社会モデル|家族志向性ケア|慢性疾患のケア|医療倫理|プロフェッショナリズム
筑波大学総合診療グループと北海道家庭医療学センターのコラボレーション企画第2弾! 昨年好評だった「病診連携」に引き続き、今年は「終末期ケア」を取り上げます。 終末期の緩和ケア=末期ガンの痛みの治療、というイメージありませんか?終末期ケアや緩和ケアは「癌」だけでなく、認知症、心不全、COPDといった慢性疾患のケアも含まれます。 今回のセッションでは、癌や慢性疾患をもつ患者さんや家族との関わり方についてもみなさんと考えていきたいと思います。セッションの中では実際の家庭医のアプローチを再現!必見です。 
セッション名講師氏名講師所属対象者
看護理論を知って家庭医療を考えてみよう ナースの頭の中を大解明!石井 絵里岡山家庭医療センター/訪問看護ステーションあゆみ低学年(1、2年生)
今藤 潤子 中学年(3、4年生)
田中 亜紀子トータルファミリーケア北西医院高学年(5、6年生)
伏谷 麻友 医療系学生
梅前 ちひろ北海道勤医協中央病院研修医
 /北海道勤医協家庭医療センター 
高谷 智美前橋赤十字病院 
キーワード:家庭医療|家族志向性ケア
家庭医療の中で「医師と看護師はどんな風に連携していくのだろう」「家庭医療の中での看護師の役割って何?」そんな風に思ったことはありませんか? 前半は世界中の看護師のバイブル的存在であるヘンダーソンの理論について学びます。ヘンダーソンの理論は人間の基本的欲求を14項目に分けてみています。また、この基本的欲求は看護の基本となるものでもあります。後半は国民的家族の事例を使って関連図で看護問題を抽出し、ヘンダーソンの理論を用いて皆で看護計画を立てて行きます。一連の看護過程から人を看るとはどんなことかを学んでいきます。また、家庭医に必要なこころや家族ごとケアする技も知ることができます。 皆さんと楽しく自由に考えたり、演じたりしてもらいます。現場の看護師にもどんどん質問して下さい。皆さんの自由な発想と感性をお待ちしています!職種を超えて、一緒に家庭医療について考えてみませんか?
セッション名講師氏名講師所属対象者
学生でもできる!カオスな患者を紐解くい・ろ・は。吉田 秀平医療生協家庭医療学レジデンシー東京低学年(1、2年生)
 北足立生協診療所中学年(3、4年生)
上野 晶香医療生協家庭医療学開発センター東京高学年(5、6年生)
 生協浮間診療所医療系学生
勝又 聡彦医療福祉生協連家庭医療学開発センター研修医
 あさお診療所 
野村 あかり医療生協家庭医療学開発センター東京 
 生協浮間診療所 
森屋 淳子医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 久地診療所 
重島 祐介医療生協家庭医療学開発センター東京 
 生協浮間診療所 
増山 由紀子医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 医療生協さいたま 大井協同診療所 
田中 公孝医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 北足立生協診療所 
樫尾 明彦 和田堀診療所 
山田 登紀子医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 北足立生協診療所 
岡崎 寛子医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 久地診療所 
キーワード:家庭医療
「この患者さん見ておいてね☆」と病棟や外来で言われたらどうしますか??症状から疑う病気、その治療法をまとめるだけでは問題を解決できないことも多々あるのが医療の世界。いや、医療の世界だけではなく定石が通じないなんてのは日常でもよくあることですよね。このセッションでは、「病気は重症度だけじゃない!?、なんでこんなにこの人大変なことになっているの??」なんていうシンプルに事が片付かない時に、状況をどう捉え、どう対応していくかを一緒に考えてお伝えしていきます。家庭医療学分野で「複雑性」と言われる概念を知っていますか?厄介なものには厄介なものを紐解くためのメソッドが存在します。東京近郊の診療所を中心に診療を行っている家庭医が得意とするこのメソッドを、ロールプレイやディスカッションを通して体現して頂きます。ワークショップ終了後には、日常にまで応用できる複雑事例の対応法がきっと見えてくるはず!
セッション名講師氏名講師所属対象者
明日から使える!症例プレゼンとカルテの書き方入門(仮)岩本 修一広島大学病院総合内科・総合診療科 
小林 知貴広島大学病院総合内科・総合診療科中学年(3、4年生)
横林 賢一広島大学病院総合内科・総合診療科高学年(5、6年生)
菊地 由花広島大学病院総合内科・総合診療科医療系学生
木村 一紀広島大学病院総合内科・総合診療科研修医
 河原 章浩広島安佐市民病院/広島大学 
キーワード:家庭医療|総合診療|コミュニケーションスキル|多職種連携・チーム医療|ビジネススキル
「症例プレゼンやカルテ記載がニガテ」「カンファがストレス」という方に最適です。 症例プレゼンテーションの上手さやカルテの書き方は臨床能力に相関するといわれます。しかし、患者と真摯に向き合い、丁寧に診療をしているのに、カンファレンスでうまく伝えられない、カルテがうまく書けないという経験がある方もいるのではないでしょうか? せっかくいい診療をしていても、プレゼンやカルテ記載で評価されないのはもったいないことです。 このセッションでは、症例プレゼンテーションとカルテの書き方についてのレクチャーとワークを行います。やり方を少し変えれば明日からきっとイケてるプレゼンができるはず!
セッション名講師氏名講師所属対象者
本当に明日からできる地域診断森 敬良医療生協家庭医療学開発センター(CFMD)低学年(1、2年生)
 尼崎医療生協 本田診療所中学年(3、4年生)
稲岡 雄太医療生協家庭医療学開発センター(CFMD)高学年(5、6年生)
 尼崎医療生協 本田診療所医療系学生
藤井 高雄医療生協家庭医療学開発センター(CFMD)研修医
 たじま医療生協 ろっぽう診療所 
石井 大介医療生協家庭医療学開発センター(CFMD) 
 かわち野生活協同組合 はなぞの生協診療所 
今藤 誠俊医療生協家庭医療学開発センター(CFMD) 
 東京保健生活協同組合 根津診療所 
三宅 麻由医療生協家庭医療学開発センター(CFMD) 
 尼崎医療生協病院 
田原 正夫おくだ在宅クリニック 
 /尼崎医療生活協同ナニワ診療所/金井病院 
キーワード:家庭医療|地域医療|地域志向性ケア、地域包括ケア
 家庭医にとって、人を家族や地域というコンテクストの中でとらえ、人間として包括的に理解しケアすることは重要であると言われています。 今回は地域に的をしぼって具体的な方法を練習するセッションです。アンダーソンらが提唱する「Community as partnerモデル」を用いた実例を紹介し、実際に参加者の地域をそれぞれで診断をしてみます。学生生活や日常診療をしながらでも簡単に取り組めることが目標です。 
セッション名講師氏名講師所属対象者
家庭医療の現場で活かす”即効”漢方  低学年(1、2年生)
松岡 角英ふさのくに家庭医療センター/南浜診療所中学年(3、4年生)
篠塚 愛未ふさのくに家庭医療センター/南浜診療所高学年(5、6年生)
渡邉 祐登ふさのくに家庭医療センター/南浜診療所医療系学生
  研修医
キーワード:家庭医療 代替医療
”漢方”と聞くと、みなさんは”長く飲んでやっと効いてくるもの”との印象が強いのではないでしょうか?ところが、漢方薬の中には「かぜ」に対して用いられる薬をはじめとして、”即効”的に効果が出るものがあるのです。このセッションでは、家庭医療の現場で漢方をどのように活かすのかを解説しながら、家庭医療の現場で遭遇する最もコモンな疾患「かぜ」の”即効”漢方治療について実習も交えながら学んでいきます。
 
【セッション④】8月2日 13:40-15:20
セッション名講師氏名講師所属対象者
   低学年(1、2年生)
   中学年(3、4年生)
マンガで学ぶ緩和ケア~倫理的問題を考える西 智弘川崎市立井田病院 かわさき総合ケアセンター高学年(5、6年生)
   医療系学生
   研修医
キーワード:医師患者関係|医療倫理|プロフェッショナリズム
家庭医療を専攻していくなかで、緩和ケアの学習はとても重要です。 でも、学生時代は中々緩和ケアに触れる機会は少ないのでは? 実際の緩和ケアの現場では、どんな問題にぶつかっているのか?今回はその中でも「倫理的問題」に焦点を当てて、マンガを題材にディスカッションを行います。死ぬこと・生きること、医療者としてのあり方、患者だけではなく家族の思い、法律の壁・・・。ここでの学びが、将来あなたたちが現場に立ったときの思慮を深めることに寄与できれば幸いです。 
セッション名講師氏名講師所属対象者
診断!からの~?整形疾患コモンディジーズ  
ークリニカルコースからテーピングまでー
松島 和樹飯塚病院・頴田病院 低学年(1、2年生)
吉田 伸飯塚病院・頴田病院 中学年(3、4年生)
金 弘子飯塚病院・頴田病院 高学年(5、6年生)
相良 春樹飯塚病院・頴田病院 医療系学生
長末 隆弘飯塚病院・頴田病院 研修医
佐藤 日香梨飯塚病院・頴田病院  
新道 悠飯塚病院・頴田病院 家庭医療プログラム 
赤岩 喬飯塚病院・頴田病院 家庭医療プログラム 
西園 久慧飯塚病院・頴田病院  
足立 雅俊医療法人 博愛会 頴田病院  
キーワード:家庭医療|コモンディジーズ|身体診察|リハビリテーション|多職種連携・チーム医療
私たち家庭医は、プライマリ・ケアの場面でたびたび遭遇する整形疾患を正しく診断するだけでなく、その後のフォローもしていかなければなりません。よりよいケアのためには、各疾患のクリニカルコースを理解し、非薬物治療をうまく使っていくことが重要です。 このセッションでは、整形疾患のコモンディジーズについて、?診断、?クリニカルコース、?リハビリテーションや装具・テーピングといった非薬物療法、を実際に体験しながら学んでいただこうと思います。 帰ってすぐ使える技が満載です。参加お待ちしています!
セッション名講師氏名講師所属対象者
いざLDRへ! 家庭医が行う分娩介助  低学年(1、2年生)
堀江 典克静岡家庭医養成プログラム(SFM)中学年(3、4年生)
鳴本 敬一郎浜松医科大学産婦人科家庭医療学講座高学年(5、6年生)
   
  研修医
キーワード:家庭医療
分娩介助法には正面介助法と側面介助法の二つがあります。この二つの介助法の特徴と違いを理解し、実際にマネキンを使って実習を行います。また、妊婦さんへの上手な声かけのしかた、努責のかけさせ方、分娩中のちょっとしたマイナートラブルの対処法などを学んでいきます。
セッション名講師氏名講師所属対象者
レゴで創る被災地医療の未来  低学年(1、2年生)
田中 淳一東北大学病院 総合地域医療教育支援部中学年(3、4年生)
齊藤 稔哲気仙沼市立本吉病院高学年(5、6年生)
黒木 史仁坂総合病院/古川民主病院医療系学生
  研修医
   
キーワード:地域医療|へき地医療|コミュニケーションスキル|多職種連携・チーム医療|災害医療
東日本大震災後から4年経過し、被災地では、新しい地域医療の動きが興っています。気仙沼市立本吉病院では、震災後、総合診療・在宅診療への移行を進め、病院や介護施設が連携して高齢者を見守る取り組みを行い、被災地の医療を支えています。しかし、被災地が抱える医療崩壊、少子高齢化、過疎化の問題が完全に解決した訳ではありません。 そこで、被災地の現状と課題を共有し、さらにその解決策をレゴシリアスプレイという手法を通して考えます。この手法は、個々が内に秘める「思い」を、ブロックを組み立て「形」にし、それを元に参加者同士でやりとりして、全員参加の話し合いの中から新しい発想を探る手法です。 被災地に興味がある人、地域医療に興味がある人、童心に戻りたい人、他誰でも参加大歓迎です。皆さんの「思い」を持ち寄り、新しい解決策のアイデアを探っていきましょう。
セッション名講師氏名講師所属対象者
日本でどんな家庭医が育っているの?
~第4回! 家庭医療専門医試験を体験する
中村 琢弥弓削メディカルクリニック 滋賀家庭医療学センター低学年(1、2年生)
佐々木 隆徳みちのく総合診療医学センター 坂総合病院中学年(3、4年生)
今藤 誠俊医療福祉生協連家庭医療学開発センター高学年(5、6年生)
 根津診療所 
宇井 睦人川崎市立井田病院研修医
清田 実穂医療福祉生協連家庭医療学開発センター 
 あさお診療所 
田原 正夫おくだ在宅クリニック 
 /尼崎医療生活協同ナニワ診療所/金井病院 
近藤 諭三重大学医学部 総合診療科 
秋山 瞳佐賀県医療生協 神野診療所 
キーワード:家庭医療|総合診療|救急医療|家庭医療専門医試験|医療面接
日本でも2008年から家庭医療専門医が誕生しています。いったいどんな方法で、どんな勉強をして、どんな試験を受けているのでしょう。 これまで2012年より大好評につき開催させていただいている当チームによるセッションでは、日本の家庭医がどんな医者を目指して研修内容と試験内容が組まれているのか理解し、学ぶことが可能です。  そして、回を重ねる毎に洗練されている充実のWS形式で専門医試験の疑似体験していただく楽しい体験型セッションをお送りします。来たれ!未来の日本の家庭医! 
セッション名講師氏名講師所属対象者
「連携」で見える家庭医療の魅力
~介護・福祉が苦手なあなた!このセッションで虜になります~
土田 知也川崎市立多摩病院 低学年(1、2年生)
堀越 健多摩ファミリークリニック中学年(3、4年生)
酒井 翼川崎市立多摩病院 高学年(5、6年生)
照屋 陽子川崎市立多摩病院 医療系学生
  研修医
キーワード:家庭医療|多職種連携・チーム医療
『肺炎は良くなりました、ソーシャルワーカーと相談して、そろそろ退院しましょうね、次の入院患者さんが待っているので...』85歳のおばあさん、認知症のある90歳のご主人と二人暮らしです。肺炎は治ったけれど、歩くのが難しく、食事も作れません。老父婦二人では到底生活できません。近くには家族もいないし...途方に暮れた本人の顔が浮かびます。皆さん驚くかもしれませんが、これがよくある病院の風景です。何が問題なのでしょうか?高齢者は入院治療後、そのまま自宅に帰れるとは限りません。歩行や排泄、認知症の悪化など、様々な問題が発生します。また、介護力や経済状況、家族関係なども重要です。その解決には、医師や看護師、ソーシャルワーカーやケアマネなど、各職種でやるべきことがたくさんあります。 そして、何よりもそれらの連携が重要になってきます。 このWSでは「連携」をテーマに病院総合医と家庭医の連携や多職種の連携など、生の現場を紹介し、チームで患者さんの生活や幸せを考える体験をしてもらいます。理屈や理論は極力お話ししません!とにかく、現場を見たいあなた!このWSに参加してください。そして、今の医療になにが必要か一緒に考えましょう。家庭医の魅力は、連携でさらに深まるのです。高齢者は病気を治療するだけでは幸せにはなれません。治療の先まで見据えた対応をすることが、これからの医療には必要です。川崎市立多摩病院の病院総合医と多摩ファミリークリニックの家庭医が総力を挙げて「連携」の実際と面白さをみなさんにお伝えします! 
セッション名講師氏名講師所属対象者
研修医になったときに困らない診断推論カンファレンス野口 善令名古屋第二赤十字病院 
横江 正道名古屋第二赤十字病院中学年(3、4年生)
吉見 祐輔名古屋第二赤十字病院高学年(5、6年生)
末松 篤樹名古屋第二赤十字病院総合内科 
岡田 祐美子名古屋第二赤十字病院研修医
キーワード:総合診療|救急医療|患者中心の医療|EBM|解釈モデル|臨床疫学|コモンディジーズ|医療面接|医師患者関係|コミュニケーションスキル|臨床推論・診断学|身体診察|医療経済、経営
研修医になると多くの病態、多くの疾患に遭遇し、頭を悩ませ、体を酷使して患者さんのために、なんとか診断をつけ治療をしようと試みると思います。一人で悩むことも多々ありますが、どこかで解決法を見つけなくてはいけません。今回は、このカンファレンスを通して、研修医になったときに困らない診断推論カンファレンスを行います。名古屋第二赤十字病院で毎週、研修医向けに行っているER・GIMカンファレンスにひと工夫加えて、じっくりと症例を吟味して、病気や疾患の理解を深めるカンファレンスを行います。難しい症例に当たったときなどの解決方法をみんなで考え、共有することが目標です。
 
【セッション⑤】8月3日 9:00-10:40
セッション名講師氏名講師所属対象者
『匠リターンズ』~お家の生活ビフォー・アフター(仮)濱口 政也耳原総合病院低学年(1、2年生)
石井 大介はなぞの生協診療所中学年(3、4年生)
鈴木 昇平西淀病院高学年(5、6年生)
蓮間 英希西淀病院医療系学生
大谷 紗代大阪家庭医療センター/耳原総合病院研修医
吉倉 正西淀病院医局事務課 
キーワード:家庭医療|地域医療|地域志向性ケア、地域包括ケア|NBM|多職種連携・チーム医療
今年もやります。その名も匠リターンズ。皆さんは患者さんをお家で診るという経験をしたことがありますか?患者さんの暮らしを支えている人たちのことをご存知でしょうか?病棟や外来での診療と違い、往診では患者さんを生活の中で支える視点がとても大切で、それが往診の醍醐味です。このセッションでは、大学では教わる機会の少ない在宅医療について、ある患者さんの事例を取り上げ、数々の難題に立ち向かってもらいます。解決の道具を手に入れながら、みんなで知恵を出し合って患者さんのよりよい暮らしを実現してあげましょう。 あなたも、患者さんのお家の生活リフォームの’匠’になってみませんか? ※匠なったあかつきに、「必携!在宅医療のツール集」のお土産があります。
セッション名講師氏名講師所属対象者
もし家庭医療に心療内科的アプローチを取り入れたら酒井 清裕近畿大学医学部附属病院 心療内科 
片岡 裕貴兵庫県立尼崎総合医療センター 呼吸器内科中学年(3、4年生)
中田 理佐兵庫県立尼崎病院高学年(5、6年生)
大武 陽一近畿大学医学部内科学心療内科部門医療系学生
阪本 亮近畿大学医学部附属病院 研修医
小林 正尚奈良県立医科大学附属病院 総合診療科 
岡崎 沙麗兵庫県立尼崎病院 
秋山 泰士関西医科大学附属枚方病院 心療内科学講座 
小滝 和也耳原総合病院 
植田 大樹耳原総合病院 
片上 大輔耳原総合病院 
大矢 亮耳原総合病院 
キーワード:生物・心理・社会モデル|患者中心の医療|ストレスケア、メンタルヘルス|NBM|解釈モデル|医療面接|患者教育・行動変容|医師患者関係|コミュニケーションスキル
医療系学生の皆さん、また研修医の皆さん。 『心身医学』という言葉をご存知ですか? 患者さんを身体の面だけでなく、心理的・社会的側面なども含めて幅広く考慮し、個々人に合った総合的な疾病予防や診断・治療を行う医学、それが『心身医学』です。 家庭医療の目指す『全人的医療』となんとなく似ていると思いませんか?そしてこの『心身医学』を実践しているのが我々心療内科です。 その心療内科を広く知ってもらいたいという気持ちで今回のセッションを企画しました! このセッションでは、家庭医療にも通じる生物・心理・社会モデルの利用法、様々なコミュニケーションスキルを用いたより良い医師-患者関係の構築の仕方などについて、我々が日々どのような臨床をしているのかを交えながら、一緒に学びたいと考えています。 
セッション名講師氏名講師所属対象者
CGA的プロブレムリストをつくってみよう西村 正大公益社団法人地域医療振興協会 
 市立奈良病院 総合診療科 
玉井 杏奈公益社団法人地域医療振興協会高学年(5、6年生)
 台東区立台東病院/東京大学在宅医療拠点 
太田 浩公益社団法人地域医療振興協会研修医
 臨床研修センター 
藤井 浩太朗公益社団法人地域医療振興協会 市立奈良病院 
キーワード:生物・心理・社会モデル|多職種連携・チーム医療
CGAという言葉を知っていますか?Comprehensive Geriatric Assessment(CGA:包括的高齢者評価)とは,疾患の評価に加え,日常生活機能評価として,ADL,IADL,認知能,気分・情緒・幸福度,社会的要素・家庭環境などを確立した一定の評価手技に則って測定・評価する,という老年医学の根幹的な考え方です.今回,老年医学を現場に活かす方法としてCGA的なプロブレムリストの活用を提案したいと思います.現在~2025年以後に直面する未曾有の超高齢社会の最前線に立つであろう皆さんにとって,CGA的視点は必ず役に立ちます.家庭医を目指す方も,病院総合医を目指す方も,専門医を目指す方も,皆,必見のセッションです.ぜひご参加下さい.
セッション名講師氏名講師所属対象者
もし“ふつう”の研修医が家庭医療研修をうけたら~もしカテ~鶴田 真三三重県立一志病院低学年(1、2年生)
橋本 修嗣三重県立一志病院中学年(3、4年生)
近藤 諭三重大学医学部附属病院 総合診療科高学年(5、6年生)
矢部 千鶴三重家庭医療センター 一志医療系学生
 /三重県立一志病院 家庭医療科研修医
宮崎 景みえ医療福祉生活協同組合 高茶屋診療所 
 /三重家庭医療センター 高茶屋 
岩佐 紘亀山市立医療センター 
成島 仁人津ファミリークリニック 
松田 沙緒里三重大学医学部附属病院  
市川 周平三重大学大学院医学系研究科 地域医療学講座 
原田 直樹名張市立病院 
上垣内 隆文名張市立病院 
位田 剣三重大学医学部附属病院 総合診療科 
キーワード:家庭医療|家庭医とは?|家庭医教育・生涯学習|家庭医療専門医試験|家庭医研修医制度
“ふつう”の研修医が、たった3年間で「家庭医です」と胸を張って言える。  そんな家庭医療の研修って、一体どんなもの?    このセッションは、家庭医療の後期研修のはじまりの1年間を、グループワークも織り交ぜつつ体験し、家庭医療研修を俯瞰することを目的にしています。  医学生・初期研修医だけでなく、他職種の学生たちにも、家庭医のタマゴがどんなことを学んで、どんなことを大事にしているのかを知ってほしいと、私たちスタッフは考えています。  どんな無理難題(?)が待ち受けているのか。  家庭医の先輩達のように、自分も成長できるのか。  家庭医療の研修を受けるまで(初期研修・学生生活)、どんなことを身につけておけばいいのか。  看護師・薬剤師・ケアマネージャーなどなど、他職種とともに悩みつつ成長する家庭医の姿とは?  その答えを、研修中の若手家庭医~研修後の家庭医による幅広い層のスタッフと一緒に見つけてみませんか?
セッション名講師氏名講師所属対象者
医師のための会計学  低学年(1、2年生)
  中学年(3、4年生)
井出 広幸医療法人社団秦愛会 信愛クリニック高学年(5、6年生)
  医療系学生
  研修医
キーワード:医療経済、経営|ビジネススキル
開業医に必要な会計知識を伝えます。勤務医にとっても会計は重要です。 自分の夢を会計的にデザインするとは? 人間でいえば血液データに相当する会計データを、どう読めば現状がわかるのか? 医師にとって必要な知識のみを伝達します。 自分の夢を実現する為の会計学を教わるまたとない機会です。
セッション名講師氏名講師所属対象者
つくば式 診断学斉藤 剛筑波大学附属病院 
高橋 聡子筑波大学付属病院 
一ノ瀬 大地筑波大学付属病院/水戸協同病院高学年(5、6年生)
高橋 弘樹筑波大学総合診療グループ 
任 明夏水戸協同病院研修医
任 瑞水戸協同病院 
五十野 桃子筑波大学附属病院総合診療科 
 /水戸協同病院総合診療科 
三好 ゆかり水戸協同病院 
大貫 結華水戸協同病院 
小林 裕幸水戸協同病院 総合診療科 
キーワード:総合診療|臨床推論・診断学
今年もやります!診断学。鑑別診断の挙げ方、考え方は経験していけばわかるもの?筑波大学総合診療グループが、鑑別診断のノウハウをみなさんに伝授します!診断学は大学の講義では何となく教わっていたとしても、実際の臨床現場の設定で実践していかなければ身に付きません。そして鑑別診断は、患者さんからの問診や身体所見で、リアルタイムに動いていきます。鑑別診断の考え方がわかれば、きっと明日からの外来実習や病棟研修が楽しくなること間違いなし!
セッション名講師氏名講師所属対象者
英語、海外が気になるあなたのためのキャリア佐野 潔徳洲会地域家庭医療総合センター低学年(1、2年生)
Francia Campos徳洲会地域家庭医療総合センター中学年(3、4年生)
Sophie GaoMcGill University Medical School高学年(5、6年生)
Weyinshet Gossaミシガン大学家庭医学科医療系学生
  研修医
キーワード:家庭医療|家庭医の歴史・展望|国際医療・保険
日本ではまだ家庭医の実力は十分に理解されていません。これからの専門家庭医のキャリアは病院総合内科や、個人開業ではなくグループ診療型教育施設です。家庭医療の進んだ海外を知ることで自分の将来が広がるはず。もっと広く世界を経験したい方のキャリアとしては、海外で研修し日本で家庭医療の指導医/教育者になる、そのまま海外で開業、海外の大学での教育や在外邦人医療に貢献、発展途上国での医療の実践・指導、日本で今後増える在日(訪問)外国人医療における家庭医役、などなど、道は多くあります。またWHO、UNなどの就職にも有利です。全科型プラマリケア医療を行う家庭医(注:病院総合医ではない)は何でも屋専門医として世界中どこへ行ってもその実力を発揮させることができます。世界に比べまだまだ質の低い日本の家庭医療の研修環境で、いかに世界の標準を身につけていくか、そして日本のレベルアップをしていくか、について海外からのゲストを交えてディスカッションしてみませんか。海外での仕事が気になる「あなた」には参加必須のセッション! 英語を使うチャンス!看護学生も大歓迎。
 
FAQ

Q.1・2年生なのですが、参加できますか.

A.もちろん大丈夫です。セッションも低学年向けのものから研修医向けまで、幅広く行っています。例年30名程、1~2年生が参加しています。


Q.看護、薬学、リハビリ、福祉などの医療系の学生も参加できますか?

A.看護、薬学、リハビリ、福祉など医療系学生の参加も歓迎しております。
対象のセッションは、対象者に「医療系」の記述があるものとなります。申込時は対象のセッションを選択していただくよう、お願い申し上げます。


Q.服装は私服で構いませんか?

A.「セミナー」とありますが、服装はスーツでなく、ラフな格好で問題ございません。


Q.希望したセッションが(第一希望)が取れなかったのだが?

A. 参加者の希望に添えますよう最大限努力しておりますが、人数制限の都合上、ご希望に添えない場合がございますのでご了承ください。
またセッション毎に、対象の学年などが設定されております。申込時は対象のセッションを選択していただくよう、お願い申し上げます。

Q.所用のため、初日には参加できないのだが、申し込んでよいか?

A.お忙しい中参加を考えていただき、ありがとうございます。
基本的には全日参加で承っておりますが、どうしても御都合がつかない場合は事前にご相談下さい。スタッフが対応させていただきます。
また今回は月曜日が平日のため、セミナーに参加される研修医の方々が仕事の都合上最終日に参加できない可能性が想定されます。その場合も事前にご連絡・ご相談下さい。
ただし、申し訳ないのですが、参加費は2泊3日分の金額となります。ご了承下さい。

Q.会場には車で来てもよいか?

A.会場には参加者の方々にご使用頂ける駐車場がございます。
申し込みフォームで会場駐車場利用の有無を選択する項目がありますので、「利用する」の項目にチェックいただけると幸いです。

Q.私は勤務して10年目ほどになる医師だが、参加は可能か?

A.原則、医学生(全学年)並びに研修医(5年目まで)となっております。
それ以上の勤務経験のある医師で参加を希望される方は、個別に対応させていただきますのでスタッフへ事前にご相談下さい。

Q.スタッフをしたいのですが?

A.ありがとうございます。
スタッフ募集についての詳細は,
こちらのページをご覧下さい。同じ大学にスタッフが在籍する場合は紹介させていただきます。


Q.[医師・施設の方]研修病院ポスターセッションのみの参加も可能でしょうか?

A.可能です。
ただし、ポスターセッション参加規程がございますので、これに該当する方のみとさせていただきます。詳細は「研修病院ポスターセッション」募集要項(完成次第アップいたします。しばらくお待ちください。)を御覧いただきますようお願い申し上げます。


Q.セミナーのセッションの公募はありますか?

A.有ります。
例年セミナー終了後の11月~翌年1月を目安に、セッションの公募を日本プライマリ・ケア連合学会のメーリングリスト等で行っております。
講演費無料・交通費自己負担で、毎年ご協力いただいており、スタッフ一同大変感謝しております。また、募集いたしました演題も、バランスや参加者アンケートなどを参考に選択させていただきますので、採択されないことがございます。何卒、ご理解の上ご協力お願い申し上げます。