セッション名 | 講師氏名 | 講師所属 | 対象者 |
【2A】Inner consultationに学ぶ総合診療医の医療面接 | 上野 暢一 | 北海道家庭医療学センター | 低学年(1、2年生) |
| 本輪西ファミリークリニック | 中学年(3、4年生) |
草場 鉄周 | 北海道家庭医療学センター | 高学年(5、6年生) |
堀 哲也 | 北海道社会事業協会帯広病院 総合診療科 | 医療系学生 |
川合 晴朗 | 更別村国民健康保険診療所 | 研修医 |
榎原 剛 | 本輪西ファミリークリニック | |
後藤 高明 | 寿都町立寿都診療所 | |
| 北海道家庭医療学センター | |
佐治 朝子 | 北星ファミリークリニック | |
| 北海道家庭医療学センター | |
安達 記広 | 国民健康保険 上川医療センター | |
| 北海道家庭医療学センター | |
安達 ひろむ | 国民健康保険 上川医療センター | |
| 北海道家庭医療学センター | |
神田 萌 | 北海道社会事業協会帯広病院 総合診療科 | |
キーワード:家庭医療|総合診療|患者中心の医療|医療面接|医師患者関係|コミュニケーションスキル |
多様な健康問題を抱えた患者さんがもつ不安や願いをくみ取り、信頼関係を築いていく医療面接は、総合診療医のまさにアートといえる技能のひとつとなっています。ただ多忙な勤務や患者さんの生死にむきあうなか、ストレスを抱えたり、強く感情が湧き上がり知らず診療に影響を及ぼすことがあります。単なるコミュニケーションテクニックでは解決に結びつかず、どのように自らをマネジメントし、面接を行っていくか不安に思っておられるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで昨年に続き、ご好評いただいた内容をさらにバージョンアップさせ、自己管理を含めた医療面接技法であるInner consultationのワークショップを提供し、監訳者である草場鉄周氏とともに、総合診療医というキャリアを真剣に考えるみなさんに医療面接の生き生きとした楽しさをお伝えしていきます。 |
セッション名 | 講師氏名 | 講師所属 | 対象者 |
【2B】これが私~総合診療医~の生きる道 ーキャリアの幅広さとリアルを知ろうー | 神廣 憲記 | 医療法人社団淀さんせん会金井病院 | 低学年(1、2年生) |
| 関西家庭医療学センター | 中学年(3、4年生) |
松井 善典 | 浅井東診療所/北海道家庭医療学センター | 高学年(5、6年生) |
| 関西家庭医療学センター | 医療系学生 |
宮地 純一郎 | 浅井東診療所/北海道家庭医療学センター/関西家庭医療 | 研修医 |
| 学センター/京都大学医学研究科 医学教育推進センター | |
金井 伸行 | 金井病院/関西家庭医療学センター | |
米山 克二郎 | 金井病院/関西家庭医療学センター | |
坂本 晴子 | 大阪赤十字病院小児科/関西家庭医療学センター | |
松島 和樹 | 金井病院/関西家庭医療学センター | |
荒 隆紀 | 関西家庭医療学センターレジデント | |
柏崎 元皓 | 関西家庭医療学センターレジデント | |
キーワード:家庭医療|総合診療|プロフェッショナリズム |
2017年度からの新専門医制度が話題になる中、キャリアについて悩んでいる方は多いのではないでしょうか。 メディアでは、大病院で難しい疾患を診断する病院総合医や僻地・離島に密着した診療所家庭医といった医師像が脚光をあびがちです。 「病院総合医と家庭医の二択なのか」「総合医は何でもできないといけないのか」…そんなことはありません。実際のキャリアは医学生の皆さんに見える以上に多様な選択肢と可能性に満ちています。しかし、時には厳しい制約の前に選択を迫られます。 このワークショップではそうした可能性と制限のリアルを伝えるべく、臨床に加え経営、教育、研究といった様々な役割を持っていたり、家庭との両立に苦心した医師たちが一堂に会して、リアルで多彩な総合診療医のキャリアの経験を語ります。更には、キャリアの理論を参考に、参加者が自分の立場に立ち戻り、キャリアに向けた準備を探る場をお届けします。 キャリアを遠い未来の他人事としてではなく、自分の目の前の地道な一歩と結びつけられる、そんな時間を目指してセッションをお届けします! |
セッション名 | 講師氏名 | 講師所属 | 対象者 |
【2C】患者に選ばれるチームの作り方 ~ 高機能チームはどうやって生まれるのか? ~ | | | 低学年(1、2年生) |
加藤 光樹 | まどかファミリークリニック | 中学年(3、4年生) |
貴島 啓介 | まどかファミリークリニック | 高学年(5、6年生) |
| | 医療系学生 |
| | 研修医 |
キーワード:家庭医療|医療経済、経営|ビジネススキル|リーダーシップ |
医療業界は、外的環境の変化が速く不確実性が高い、労働集約型産業で人のパフォーマンスがサービスの質に大きく影響する、などの特徴があります。そんな医療業界で患者から選ばれる医療機関であるためには、医療機関のスタッフは、組織・チームとして常に学び続け、高いパフォーマンスを発揮できるように訓練されている必要があります。では、そうした「学習する組織」や「高機能チーム」となり、患者から選ばれるような存在となるために、私たちは何ができるのでしょうか?第27回夏期セミナーでは「地域志向の健康マーケティング~なぜ患者は家庭医を訪れるか?~」と題し、地域から選ばれる医療機関となるために、地域のニーズの推定方法やアクセスバリアの改善法について学んでいただきました。今回は患者から選ばれる「学習するチーム」や「高機能チーム」を作るために、家庭医がどんな取り組みを行っていけばよいのかについて、皆さんと考えていきたいと思います。今回のテーマは「組織行動論」です。 |
セッション名 | 講師氏名 | 講師所属 | 対象者 |
【2D】ジェネラル寄りなひよこ集合! (若手医師部会企画:初期研修医限定セッション) | 三浦 太郎 | 日本プライマリ・ケア連合学会若手医師部会 | |
| 富山大学富山プライマリ・ケア講座 | |
清水 洋介 | 佐久総合病院 | |
宮本 侑達 | 亀田ファミリークリニック館山 | |
小川 太志 | 南砺市民病院 | 研修医 |
名越 康晴 | 北海道家庭医療学センター | |
横山 加奈子 | 京都家庭医療学センター | |
中井川 真季 | 常陸大宮済生会病院 | |
中村 一樹 | 南砺市利賀診療所 | |
黒岩 冴己 | 北海道家庭医療学センター | |
西澤 寛貴 | 京都家庭医療学センター | |
キーワード:家庭医療|総合診療|家庭医とは?|患者中心の医療|ライフサイクル・ライフイベント |
ジェネラルに興味のある初期研修医が集い、初期研修医ならではの学びと交流を深められます。研修医になってみて考えたり感じたりすることは、学生時代とはまた違ってきます。研修生活のこと、ローテーションでの学び方、キャリア・進路の悩み、勉強の仕方など、ちょっと上のお兄さんお姉さんと一緒に喋りあってみませんか?家庭医療に初めて触れる人のために家庭医療の基本のキを学べるコーナーも用意しました。様々な場で頑張る同世代研修医と、お互いに刺激し合いながらみんなで繋がり、楽しめるセッションです。 |
セッション名 | 講師氏名 | 講師所属 | 対象者 |
【2E】地域に打って出る医療の実践方法 ~Community Oriented Primary Careの手法を用いて地域を考える~ | 朴 大昊 | 鳥取大学医学部地域医療学講座 | 低学年(1、2年生) |
金 弘子 | 頴田病院 | 中学年(3、4年生) |
中山 元 | 奈義ファミリークリニック | 高学年(5、6年生) |
高橋 毅 | 地域医療振興協会/ゆきあかり診療所 | 医療系学生 |
藤井 麻耶 | 佐久総合病院/川上村診療所 | 研修医 |
里井 義尚 | 東京家庭医療学センター | |
和田 嵩平 | 岡山家庭医療センター | |
末永 拓郎 | 石巻市立開成仮診療所 | |
李 瑛 | 沖縄県立宮古病院 | |
キーワード:地域医療|離島医療|へき地医療|地域志向性ケア、地域包括ケア |
地域志向性という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、具体的にどのように地域の問題点やリソースを把握し、どのような介入をするのかは教科書を読んでもなかなかわかりません。 今回、皆さんと同じように学生時代から「地域医療」や「総合的にみる医療者」に興味を持って、同じ大学で共に学び、卒後全国で活躍するメンバーが集いました。診療のセッティングは、診療所では沖縄の離島、長野や新潟の山奥、首都圏のベッドタウン、病院も都市部や山間部まで様々な経験を持っているメンバーでワークショップを行います。具体的にはケースベースのロールプレイを通し、様々な地域設定でアプローチを体験してもらう予定です。今回はCommunity Oriented Priumary Care(COPC)の手法を通して地域指向性を学んでもらいます。みんなで一緒に学び(教科書的知識)、事例に共に考えながら挑んで(ロールプレイによる理解、応用)、地域に目を向けることのできる医療者になりましょう! |
セッション名 | 講師氏名 | 講師所属 | 対象者 |
【2F】体験!多職種での意思決定! ~在宅?病院?あなたのチームはどっちを選ぶ! | 藤谷 直明 | 宮崎医院 | 低学年(1、2年生) |
| 大分大学医学部附属病院総合内科・総合診療科 | 中学年(3、4年生) |
江口 幸士郎 | 今立内科クリニック/きずなクリニック | 高学年(5、6年生) |
岡崎 友里 | 浜松医療センター産婦人科 | 医療系学生 |
岡江 晃児 | 大分医療センター | 研修医 |
山下 拓朗 | 菊川市立総合病院 | |
石井 えり | 清風会 訪問看護ステーションあゆみ | |
鴛海 太郎 | 別府医療センター | |
| 大分大学 総合診療医・家庭医養成プログラム | |
石原 あやか | 豊後大野市民病院 | |
| 大分大学 総合診療医・家庭医養成プログラム | |
堀之内 登 | 大分市医師会立アルメイダ病院 | |
| 大分大学 総合診療医・家庭医養成プログラム | |
キーワード:家庭医療|総合診療|患者中心の医療|多職種連携・チーム医療 |
あなたは多職種でのカンファレンスに参加したことはありますか? 臨牀の現場では、患者さんや家族の意向と各職種での評価をもとに話し合い、チームで意思決定をしていきます。そうすることで、患者さんにとって一番良い方法をみんなで探していくのです。 このセッションでは、参加者にそれぞれ患者、家族、医師、看護師、リハビリ、ソーシャルワーカーの役になってもらい、職種ごとにレクチャーを受けた後に、多職種カンファレンスのロールプレイを行います。 職種ごとのレクチャーはどの職種も、現職で活躍されている方々です!実践的な視点と各職種がどんなことを考えてるのか、その価値観や哲学を学びましょう! そして、ロールプレイでは1つの立場から見えなかった様々なことが明らかになります。そんな中、チームで結果をだすにはどうすればいいか、実際にカンファレンスをして、学びましょう。 各職種の視点を学び、多職種での意思決定を体験しましょう! |
セッション名 | 講師氏名 | 講師所属 | 対象者 |
【2G】家庭医として、こどもをみる目を身につける | 関口 由希公 | 医療生協さいたま総合診療医・家庭医センターSGFAM | 低学年(1、2年生) |
| さいわい診療所 | 中学年(3、4年生) |
増山 由紀子 | 医療生協さいたま総合診療医・家庭医センターSGFAM | 高学年(5、6年生) |
| 大井協同診療所 | 医療系学生 |
小堀 勝充 | 医療生協さいたま熊谷生協病院 | 研修医 |
山田 歩美 | 医療生協さいたま総合診療医・家庭医センターSGFAM | |
| 埼玉協同病院 | |
久志本 舞衣子 | 医療生協さいたま総合診療医・家庭医センターSGFAM | |
| 埼玉協同病院 | |
小野塚 良輔 | 医療生協さいたま総合診療医・家庭医センターSGFAM | |
| 埼玉協同病院 | |
尾内 綾 | 医療生協さいたま埼玉協同病院 | |
松村 憲浩 | 医療生協さいたま埼玉協同病院 | |
芦野 朱 | 医療生協さいたま総合診療医・家庭医センターSGFAM | |
| 事務局 | |
キーワード:家庭医療|地域医療|家族志向性ケア|コモンディジーズ |
このセッションではこどもの診療のコツをお伝えします。こどもの発達をみたり、継続的に関わる中でお母さんの子育ても応援できる診療の仕方や考え方を学びます。 講師は小児科医ながら子供からお年寄りの外来、訪問診療、看取りをしているベテラン小児科医と地域の診療所で活躍する家庭医がお届けします。 家庭医としての第一歩としてこどもをみる目を身につけ、こどもを上手にみるための基本を一緒に学びましょう! |
セッション名 | 講師氏名 | 講師所属 | 対象者 |
【2H】スピリチュアル・ペインを話そう | 佐藤 只空 | 広島市民病院 総合診療科/広島大学 | 低学年(1、2年生) |
菊地 由花 | 広島大学病院総合内科・総合診療科 | 中学年(3、4年生) |
小林 知貴 | 広島大学病院総合内科・総合診療科 | 高学年(5、6年生) |
河原 章浩 | 広島大学病院総合内科・総合診療科 | 医療系学生 |
小池 隆夫 | 広島大学病院総合内科・総合診療科 | 研修医 |
原武 大介 | 広島大学病院総合内科・総合診療科 | |
キーワード:家庭医療|ライフサイクル・ライフイベント|ストレスケア、メンタルヘルス|医療倫理 |
人は、なぜ生きているのでしょうか?どうして死ななければならないのでしょうか?そういう疑問をあなたは抱いたことがありますか?もしも目の前の人がこのような疑問を、時には耐え難い痛みとともに抱いていたならば、あなたは答えることができますか?WHOは緩和ケア領域において人が死に至る過程で生じる痛みを4つに分類しました。身体的痛み、精神的痛み、社会的痛み、そしてスピリチュアル・ペインです。近年の緩和ケアの発達に伴い、前3つの痛みについては学ぶ機会も増えています。しかし、スピリチュアル・ペイン、つまり先にあげたような人の根源的な「生死」に関わる疑問にまつわる痛みについては、未だ議論の場を探す事すら難しいのが現状です。このセッションでは現役の僧侶(兼医師)と共に、「なぜ死ぬのか」という医療に携わる上では避けては通れない根源的な疑問について皆で話し合います。普段あまり話すことのないこのテーマについて真摯に話してみませんか? |
| | | |